大き目のルアーをダウンサイジングしたルアーは結構あるが、得てして動きの質が変わっている事が多い。
そんな中で、動きを維持しつつも見事にサイズダウンを遂げたルアーを発見した。
それが今回紹介するザックロールのヤジロベエJr。
カッコいい見た目はそのままに、ミディアムタックルでも扱いやすいサイズ。軽く使ってみた感じでは速巻きでもデッドスローでも良い感じに動くのでかなり使いやすい印象だった。
今回はそんなヤジロベエJr.をインプレ。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
ブリスターパックで形が崩れないように綺麗に封入されている。
外観など
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
リアルな顔の造形や背中が盛り上がった厳つい形状はオリジナルを踏襲。
一方で金具を工夫して羽根が閉じ切らないような工夫がされていたりと、ただのダウンサイズではない事が伺える。
羽根を開くとこんな感じ↓結構大きく開く。
羽根はアルミ製だが厚みがあり、真ん中にリブが入っているのでかなり丈夫そう。一方で土台の部品は薄いがステンレス製で、こちらも丈夫にできている。
重量について
重量は18.7g。カタログスペックは19gなのでほぼカタログ通り。
ミディアムタックルで十分に扱える重さである。
サイズ感
サイズ的にはポンパドールJrと似たような感じ。
ポンパドールの方が少しボリュームが大きく、重量は軽め。
ちなみにヤジロベエJrの箱にポンパドールJrがキッチリ入る。
オリジナルと比較するとこんな感じ↓
雰囲気はしっかり踏襲されている。リアフックの位置が少し違うかな。
浮き姿勢
浮き姿勢はこんな感じ↓結構沈んでいる。
前から見るとこんな感じ↓
投げてみた感じ
6.6ftのMアクションのロッドと12lbラインの組み合わせで投げてみた。
飛距離は軽く投げて30m程度。空中では羽根がしっかり閉じるので飛行姿勢は安定している。
泳がせてみた感じ
早巻きの場合(動画:約11MB)
スロー巻きの場合(動画:約16MB)
速く巻いても動きは安定しており、派手にアピールする事ができる。泳ぎ出しについてはJrの方がいいかもしれない。
一方でゆっくり巻いた場合の動きはオリジナルに近い感じをキープ。
水中動画
メーカーによる水中動画がコチラ↓
水中から見ても結構良い感じ。
まとめ
冒頭で書いた通り、デカ羽根物的な動きはしっかりキープしつつも、特別なタックル不要で使いやすい仕上がりとなっている。
価格もお手頃なので、とりあえず羽根物を1個買うなら是非おススメしたいルアーである。