前の記事で鱒ノ種を紹介させてもらったが、こう思った人も少なくないだろう。
「これって自分で作れるんじゃね?」
と。
構造的にはオモリと浮力体とフックといったシンプルな構成なので、材料さえ手に入ればすぐにできそう。
たまたま手持ちの材料で作れそうだったので、とりあえず作ってみた。
↓本家の記事はコチラから
材料
中通しウキ(直径10mm or 12mm)
硬質発泡スチロール製の物を用意するといいと思う。磯釣りコーナーなんかに蛍光色の物が3~4個入りで200円くらいで売ってると思う。
ちなみに、ウメズの発泡ブライト中通玉 3.5号が10mm、4号が12mmである。
発泡ブライト中通し玉にはこれより小さいのも大きいのもあるので、純正より小さいor大きい鱒ノ種を作る事も可能である。
バレットシンカー(1.2~1.8g前後)
形をそれっぽくしたい場合はライトテキサス用のバレットシンカーを用意するといい。無ければガン玉や割りビシでもいいと思う。
重さは中通し玉が沈む重さをチョイス。
ステンレス針金
0.5mmくらいが扱いやすくていいと思う。
トラスコ中山 ステンレス針金 小巻タイプ 0.55mmX7m TSWS055
スプリットリング
小さい方がいいので0番あたりがオススメ。
フック
純正は#8なのでそれに合わせるのを基本とする。
オーナーシングルフックSBL-55M(No.11611)8号
個人的には玉の部分より少しシルエットが大きいフックだと玉に隠れてフッキングに失敗、というケースが減らせると思うので、12mmの場合は#6くらいがいいと思う。
作り方
①まず中通しウキを用意。今回はΦ12mmの物を使用。純正で言うところの中サイズである。
②次にステンレス針金でアイを作る。
③中通しウキに通し、反対側も輪にすれば種の部分の完成。
④ウキと同様に、シンカーにもステンレス針金でアイを付ける。
⑤スプリットリングでシンカーとウキを接続。
⑥最後にフックを付けたら完成!
重量は2.5gと純正の中サイズ(2.1g)よりちょっと重くなった。
本家と並べてみる
上が自作、下が純正だが・・・なかなか近い雰囲気になったのではないだろうか。
シンカーをマジックで塗ったらほぼ区別つかないんではないかと。
しかし、純正の方はシンカーが無駄に転がらないように下がフラットな形状になっている。その辺の違いがどう効いてくるかは不明。
水槽にて
沈めてみるとこんな感じ。ちゃんと玉が浮いている。
ちなみに純正はこんな感じ。
動かしてみるとこんな感じ(動画:約1.5MB)
動き的にもかなり純正を再現できたのではなかろうか。
まとめ
割と簡単にそれっぽく作れる事がわかった。
玉のサイズを変えたり、シンカーの重さを調整したり、自分で色を塗ってみたりするのも楽しいと思う。
ま、実際釣れるかどうかは使ってみないとわからないけどね。