釣具店のアングラーズなどを展開する大藤つり具のプライベートブランド、PRO:TRUSTからお手頃サイズ&価格のジョイントベイトが登場。それが今回紹介するディバインフィッシュ127Fである。
127mm、20gなので特別なタックルは不要。
価格も1280円(税抜)と4連結ジョイントベイトにしては低めの価格設定だったのでとりあえず買ってみた。
どこか既視感があるような気がするが、その辺も含めてまずは開封インプレを。
パッケージ
パッケージはこんな感じ。
開けるとこんな感じ。
裏面には説明文が。
DVINE FISH 127F
ディバイン フィッシュ
12.7cm・20g フローティングリアルな外観と艶めかしい泳ぎでバスを魅了する小型ジョイントベイト
バスの好むベイトフィッシュをリアルに再現したカラーとスローリトリーブで艶めかしくクネクネと泳ぐアクションが、バスの視覚へ強烈にアピールします。
13cm弱・20gというベイトフィッシュとして現実味のあるサイズ感はボート・陸っぱりを問わず扱いやすく、ジョイントボディでありながらキャスト時の姿勢も安定している為、ロングキャストにも対応しています。
基本スペック
長さ:127mm
実測も127mm。尻尾の先端も含む長さで127mm なのでボディだけだともう少し短い。
重量:20g
実測は18.4gとカタログより少し軽い。
タイプ:フローティング
フックサイズ:記載はなかったが#6だと思われる。
外観など
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
値段の割に、と言っちゃうと失礼だが、仕上がりはしっかりしている。塗装ムラやバリ、目の位置ズレなんかはない。
フックも最近流行りのフッ素コーティングとかではないがちゃんと先端も尖っており、品質の点では及第点なのではないだろうか。
顔周りの造形も凝っており、2000円くらいと言われたらそれはそれで納得してしまいそうである。
最大のウリである4連結ジョイントの稼働範囲はこんな感じ↓
前2つのジョイントは2点ジョイント&稼働範囲抑え気味で、一番後ろだけ1点ジョイントでかなりフリーに動く感じ。
動きの幅なんかは前2つで決まって、尻尾はそれに追従する感じだと思われる。
尚、尻尾の素材はジョイクロなんかと違ってかなり固めの素材。手で強く押せば曲がるが、泳ぎの中で自然に曲がるような物ではない。とはいえ3つめのジョイントが緩くて尻尾全体が滑らかに動くので、そんなに気にする事もないと思う。
サイズ感
サイズの近いルアーと並べるとこんな感じ。
上から順に、ルドラ(OSP、20.0g)、ディバインフィッシュ、バンタムトリプルインパクト(シマノ、19.4g)
ボリューム的にはバンタムトリプルインパクトが近いかな。
浮き姿勢
浮かべてみるとこんな感じ。
ほぼ水平で少しだけ頭が下がった感じ。アイが顎に付いてるので引くと上向きの力が働く一方で、頭で水を受けて下向きの力が働き、結果バランスが取れるんだろうと推測される。
前から見ると威嚇してるような感じでなかなか良い。
尚、アイが顎の下に付いてるので、シンカーを付けてボトムをつつく魚のように使う事もできる。この場合の浮き姿勢ならぬ沈み姿勢はこんな感じ。
結構浮力があってボディが浮くので根掛かりしにくく、サイトフィッシングで活躍しそうである。
(それを狙って視認性の高い頭がチャートのカラーを買った、というのもある。)
スイム動画
メーカーHPより
https://ofuji.jp/protrust/7831/
動画を見るとなかなか艶かしい動きをしている。
どっかで見たことある件について
釣具のポイントを運営するタカミヤのPB、ファルケンRのジョイントベイトを持ってるのだが、恐らくコレとほとんど一緒だと思われる。
ファルケンR リップレス
http://www.takamiya.co.jp/ebase/product4996774124270.html
管理人はコレの150サイズを持っており、安くて動きが良くて使いやすかったので127も買おうと思ってたのだが、家からポイントがあまり近くないので買わずに今に至っていた。
そこで今回ディバインフィッシュを発見した時に、「コレ多分ファルケンRの小さい方と同じだ!」と思って買った次第である。
ファルケンRの150と並べるとこんな感じ↓
勿論コレは管理人の主観に基づいた意見なので、ホントに同じかどうかは定かでないけどね。
まとめ
動画を見た感じは泳ぎも安定しているのでただ巻きでの使用は勿論、流れのあるところでのドリフト、シンカーを付けてのサイトフィッシングなんかで使えそうなルアー。
ファルケンRと同じような感じだとすれば管理人的には使えるルアーだと思う。
専用タックルは不要で、タックルボックス内で嵩張る事もないので、とりあえずボックスに入れておこうと思う。
2019/06/28追記
偶然ファルケンR ベイト127リップレスを手に入れたので比較してみた。
確かによく似てるが・・・一点違う所が。
顔の造りが違うんだよね。目の大きさと口、エラの感じが少し違う。
そんな訳で見分ける時は顔に注目という事で。
ちなみにテールは互換性がありそう。手持ちの物は交換してもお互い普通に付いた。
ファルケンRの方はスペアテールを売ってるので、コレを買えばディバインフィッシュの予備としても使えると思う。