津久井湖の釣果976匹分のデータを集計してみた。
ソースは管理人も時々利用させて頂いている沼本ボートさんのHPの釣果情報。これの2017年分が元データ。
http://numamotoboat.main.jp/bass/past.html
30cm~40cm4本 スピナーベイト、クランクベイト
みたいな表記の場合は均等割りでスピナベで2本、クランクで2本、というように振り分けてカウントしてみた。
若干の誤差は出ると思うが、傾向を掴むことはできると思う。
では早速いってみよう。
1位:ストレートワーム 196/976
1位:シャッドテールワーム 196/976
3位:クランクベイト 89/976
4位:ホッグ系ワーム 85/976
5位:スピナーベイト 68/976
6位:ラバージグ 58/976
7位:ピンテールワーム 36/976
8位:クロー系ワーム 33/976
9位:スモールラバージグ 24/976
9位:シャッド 24/976
なんと偶然だが1位が同率。
ストレートワームはカットテール、フリックシェイク、ドライブクローラーが多い。ダウンショット、ネコリグ、ワッキーなど様々な使い方ができるのがポイントか。
シャッドテールはHPシャッドテール、レッグワーム、ハートテールが多い。ハートテールはスイムベイトに近い、とは思うので、その分を引くと実質1位はストレートワームだろうか。ちなみにハートテールは単独でも39本の釣果があるので、もしハートテールをスイムベイトとしたらスイムベイトが7位以上に入ってくる。
クランクベイトが3位に入ってきたのは正直意外だった。おかっぱりではあまり使っている人を見ないが、ボートだと増えるのだろう。カバーを攻めたいがおかっぱりだと根掛かりが・・・ね。
クランクベイト好きな管理人としては嬉しい結果。これで更に自信を持ってクランクを投げられる。
4位はホッグ系ワーム。ゲーリーのクリーチャーが多い。常連さんがよくクリーチャーを使ってるから多いってのもあるが、やはりゲーリーは釣れるんだと思う。
5位はスピナーベイト。これはおかっぱりでもよく見るので納得。色んなレンジが探れる、スナッグレス性能が高いのが魅力なのであろう。
6位はラバージグ。管理人はあまりラバージグを使わないのだが、6位ならちょっと使ってみようかと思う。
7位はピンテール。ドライブスティックが強い。
8位はクロー系ワーム。ホッグ、ラバージグと使い方は近いように思う。テキサスでカバー撃ちが定番かと。
9位も偶然だが同率。スモラバとシャッドがランクイン。最後に喰わせると言えばこの2つ、というところか。
1位:HPシャッドテール (OSP) 61/976
2位:ドライブクローラー(OSP) 41/976
3位:クリーチャー(ゲーリーヤマモト) 40/976
4位:ハートテール(ゲーリーヤマモト) 39/976
5位:カットテール(ゲーリーヤマモト) 35/976
6位:レッグワーム(ゲーリーヤマモト) 27/976
7位:ドライブクロー(OSP) 25/976
8位:フリックシェイク(ジャッカル) 23/976
9位:ドライブスティック(OSP) 18/976
10位:スイングインパクト(ケイテック) 15/976
ほぼOSPとゲーリーヤマモトがTOP10を独占する結果となった。
ドライブ○○シリーズは自発的に動くように設計されてるので釣れる気がしてたのだがやはり釣れるようである。単に使ってる人の数が多い、ってのもあるだろうが、釣れる→使う人が増える、というロジックもあると思う。
ゲーリーヤマモトはやはり貫禄の結果だ。やはりゲーリーマテリアル独特の比重、塩加減がいいのであろう。
ハードルアーが一切入ってないのは、釣果情報に「クランクベイト」とか「ミノー」とかのジャンル名しかないパターンが多かった、というのが一つの理由かと思う。
1位:ダウンショット 117/976
2位:テキサスリグ 99/976
3位:ネコリグ 61/976
4位:ノーシンカー 39/976
5位:ジグヘッド 14/976
上位ワームで言うと、HPシャッドテール、レッグワームはダウンショットが多い。
クリーチャー、ドライブクローはテキサスが多く、ドライブクローラーはネコリグが多い。
まあ形状に合ったリグを使う事が多いだろうから当然と言えば当然か。
しかし10本に1本以上ダウンショットで釣られてるのかと思うと、ダウンショットはやっぱ凄いなと思う。
これを見て釣れてるルアーを使うのもアリだと思うし、逆に上位のルアーは魚も見慣れてるだろうから敢えて外す、というのも手かと思う。
「これは釣れる」と信じて投げる方が集中力が増してより釣れる傾向にあると思うので、ルアー選びの一つの根拠になると幸いである。