最近鱒レンジャーCT50×スピンキャストの組み合わせが気に入っているので、ちょっと短めのCT40を使ってみたらどうかなと思って買ってみた。
開封してよく見たらビックリ!
ダークナイトがダークナイトⅡになっている。
気づかなかったが実はモデルチェンジしているのか!?
ちょっと振ったり投げてみたりしたところ、手持ちのCT50とは全然違う感じだったので、ここは敢えて別物としてインプレしてみようと思う。
ARMYⅡとレインボーのCT50の記事はコチラ↓
メーカーHP情報
TM グレート鱒レンジャー改 CT40・CT50 DarkNightⅡ
タイプ JANコード CT40 Mブラック 4531373017228 CT50 Mブラック 4531373017235 希望小売価格(税別)
各 ¥OPEN
メーカーホームページは超絶シンプル。
もう少し情報があった方が・・・と思ったりもするが、この辺に力を入れてないからこその価格とクオリティなのであろう。
CT40Mが4ft、CT50Mが5ft。で、今回はCT40Mを購入。
開封してみる
今回は通販で購入。こんな感じて着荷。
開封するとこんな感じ↓
ビニール袋に包まれて到着。ケースなどは勿論存在しない。
開けてみるとこんな感じ↓
グリップはビニールに包まれている。
ロッドについているタグはこんな感じ↓よく見るとⅡの文字と「楽釣戦隊」の文字が。
裏面はこんな感じ↓
これでようやくスペックが多少わかる。
スペック情報
■Type | MEDIUM |
■LENGTH | 4’0″ |
■LINE WT | 2~4lb |
■LURE WT | 1~7g |
↑のタグ裏情報からの転載。ARMYⅡのタグ裏には材質がグラス99%、カーボン1%の記載があったが、Dark Knight Ⅱには記載が無い。少し材質も変わってるんだろうか。
外観など
グリップ周りはこんな感じ↓
本体にも確かにグレート鱒レンジャー改 CT40 DarkNightⅡの記載が。
リールシートは前側が回るタイプ。FUJIっぽいがFUJIではない。
リールを載せてみるとこんな感じ↓
ちなみにリールシートは結構厚みのあるリールフットも入るだけの隙間がある。
なので、リールフットが厚い事で有名なオメガプロも装着可能↓
元ガイドはこんな感じ↓ガンメタリックのガイドリングが良い感じ。
トップガイドはこんな感じ↓
全体的にはこんな感じ↓ガイド数は6個。
ちなみにブランクはダークナイトの名の通り艶消しグレー。
手持ちの2本と比較するとこんな感じ↓
左から順に、ARMY Ⅱ、Dark Knight Ⅱ、レインボー。
ちなみにガイドは既存モデルと同じっぽい。
長さ、太さを測ってみる
まずは全長から。
全長はぴったり120cm。
グリップ長は一番締めた状態で25.5cmくらい。
グリップ太さはトップ側でφ26cm。
下側でφ27cm。
ロッドの元径は5mm。手持ちのCT50は7mmだったので、やや細くなっている。
先径は1mm。こっちもCT50の1.4mmに対して細くなっている。つまり、全体的に細い。
重量
重量を量ってみた。
重量は実測で104.2g。カーボンロッドと比較したら重いんだろうが、長さも短いので持ち重りは全くない。
アクション
曲げてみるとこんな感じ↓
思ったよりもファーストテーパー寄り。
表記上はミディアムだが、実際にはライトくらいの印象。
3号シンカーをぶら下げてみる
3号シンカーをぶら下げたらどれくらい曲がるか試してみた。
①無負荷状態
床から146cm。
②3号シンカーをぶら下げてみる。
床から138cm。
つまり曲がり量は8cm。
CT50は11cm曲がったので、CT50と比較すると細い割には曲がりにくい、という事になる。
ちょっと投げてみた感じ
実は最近家の中でフリップキャストの練習をしているので、ちょっと投げてみた。
やはり4ftという短さはフリップキャストに持ってこいである。小規模な渓流で使うのに良さそうな感じ。
振った感じは明らかに手持ちのCT50と比較してシャキッとしており、これならミノーのトゥイッチングにも使えそうな感じである。
このシャキッと感が単にCT40とCT50の差なのか、それともDark KnightからDark Knight Ⅱになったからなのかはわからないが、かなりグラス特有の使いにくさは抑えられていると思う。
(逆にグラスの味が失われているとも言えるが・・・)
なので、初心者の人に使ってもらう場合にもより使いやすくなっていると思う。
CT50との重量差は20gも無いが、振った時の手にかかる負荷はかなり違う印象を受けたので、スピンキャストと組み合わせれば子供用にもおススメである。
渓流で使ってみた
秋川上流で使ってみた。
ゼブコ33マイクロとの組み合わせ。
まず、普通に投げてみると、4ftという短さに慣れる必要はあるものの、慣れてしまえば結構使いやすい。
狭い所でピンポイントを撃っていくのに向いている。
やはりアクションは少しパリっとしており、従来の鱒レンジャーCTと普通のカーボンロッドの中間といった所だろうか。
ミノーのトゥイッチにもなんとか対応できる感じである。
(但し、今回はリールの巻き取りが遅くてアップクロスではやりにくかったが。)
で、後日。源流域でミリオネアGS-2000と合わせて使ってみた。こういう場所なら飛距離はあまり必要なく、ショートロッドならではの取り回しの良さが生きるはず。
軽いルアーでもしっかりティップが入るので、3g台のルアーからフリップキャストで投げられる。
↓の写真の枝の下の落ち込みにルアーを投げ込むと・・・
見事にイワナがヒット。
狭い所で使うには抜群な事がわかった。
実釣動画
後日、カストキングのゼファーとの組み合わせで渓流で使った時の様子を動画にしてみた。
この日はミノーを中心に使ったが、柔らかいのでルアーにアクションが伝わりにくいのは否めない。
しかし、大きくロッドを動かす事で対応できることがわかった。
まとめ
タイトル通り、更にシャキッと使いやすくなっていると思う。
今まで使ってたCT50 ARMY Ⅱとレインボーの2本はちょっと色物要素が強かったが、今回買ったCT40 Dark Knight Ⅱはより実戦的な方向にシフトした感じ。
使ってみた感じもなかなかだったので、こうなると50の方はどうなのか気になる所である。