今回は何となく気になって買ったものの、さほど使っていないルアーや、昔使っていたが最近はそうでもない・・・といったルアー達をご紹介。
タックルボックスの隅で眠っていたのだが、たまーに掘り起こしてみる事で何か発見があるかもしれない。
ちなみに個人的に登場機会が少ないのでB級という表現をしているが、その実力は必ずしもB級とは限らないのでご注意を。
では早速行ってみよう。
スプラッシュクラブ てるてるスイッシャー
てるてる坊主をイミテートしたルアー。
マッチザベイトなどという概念を超越したデザインは、ある意味でバス釣りの奥の深さを思い出させてくれる。
タイプはフローティング。ボディに対して控え目な頭のペラが回転してバスを誘う仕組み。
ドラえもん柄にリペイントしたらペラがタケコプターみたいでいいかも。
バスバスターズ プルトップ
ビッグバドを意識して作られたであろうルアー。
プルトップの名の通り、プルタブ形のリップが特徴的。
浮力の大きいボディと垂直に近いリップのお陰で表層をガチャガチャ言いながら泳いでくる。
普通に釣れそうなルアーである。
何の因果か、この記事を書いた当日にリサイクルショップでピカピカのプルトップを発見。
110円だったのでとりあえず買っておいた。
ヘドン ザラゴッサ
ハードルアー版スラッゴー、というのがコンセプトと思われるルアー。
スラッゴーと言えばソフトジャークベイトの先駆けであり、ノーシンカーでのトゥイッチによるダートアクションが秀逸だったが、それをハードルアーで再現しようと試みたようである。
ワームの柔らかさを意識してジョイントタイプになっているが、スラッゴー的な動作をさせようと思ったらジョイントは無い方がいいのでは・・・と思う。
スラッゴーを狙ったのであれば正直失敗作であろう。
しかし、違うルアーだと割り切ってしまえば結構魅力的なルアー。
浮力設定が絶妙で、やや前方重心のスローシンキングなのでラインを付けたらゆっくり水平フォールする。
これを軽くトゥイッチしてやるとジョイントがクネクネしてワームのように誘う事ができる。
ボトムでのステイ姿勢も魅力的。
バグリー ママキャット
手持ちのルアーの中では唯一性別がハッキリしているルアー。
何故なら、ママだから。
同社のルアーにファットキャットというのがあり、それより一回り大きいからファットキャットのママ＝ママキャット、というのが名前の由来だったと思う。
まあ名前だけならあるかもな・・・と思うかもしれないが、こいつのユニークな所は胸があること。
リップの後ろのやつね。
正直ルアーの機能や釣果には全く影響の無いデザインだと思うが、こういった遊び心は素敵だなぁと思う。
ちなみに動きはブリブリとしたワイドウォブリングアクションで、B級ルアーと言うのは勿体ない感じ。
バグリー ICU
これまたバグリーからのエントリー。
見た目は普通のシングルスイッシャーだが、よく見るとボディに対して側面にフロントフックが付いている。
どういう事かと言うと、フロントフックが下になるとボディは横になって浮く、という事。
これにより、弱った魚をイメージしている訳である。
まあそういうコンセプトのルアーは幾つかあると思うが、ここで注目したいのがICU＝集中治療室という名前。
集中治療室行きなくらい弱ってますよ、それくらい弱った魚をイメージして使って下さいよ、という事だと個人的には理解しているが、このネーミングセンスは結構好き。
尚、このルアーも動きは秀逸。立ち気味に浮くのでチョンチョンアクションさせて使うも良し、ただ巻きで使うも良し、といった感じ。
ライブターゲット ベイトボール
これは数年前(2013年？)のアメリカのフィッシングショー的なイベント、I-CASTで話題になったルアー。
ルアーの中に複数の小魚を封入したようなデザインになっており、単体でベイトボール＝小魚の群れをイミテートできるといったルアーである。
初めて見た時には「おお、なんかスゲー！！」と思って購入してみたのだが、実際に使ってみるとアクション中は当然一塊で動くので全然群れっぽくは見えない事がわかった。
クランクベイト、スクエアビルクランクベイト、ジャークベイトの3つを使ってみたが、どれも動きは秀逸。
しかし、どうしてもこれじゃないと・・・というイメージが湧かなかったのであまり使っていない。
バスから見たらどうなのか少し気になってきたので、ちょっとバスの管理釣り場で様子を見てみたいと思う。
ダイワ TDポッパーZERO
そんなにB級感の無いルアーだが、個人的にはメガバスブームを思い出すルアー。
ポップXが大流行して手に入らなかった頃、結構要素的に似てる部分が多かったのでこれで代替えしていた思い出が。
リアルな造形、コンパクトなサイズ、そしてウォータースルーギル・・・と、ポップXの釣れそうな要素をほぼ網羅している。
後日ポップXを手に入れた事で控えに回ったが、今でも釣れそうである。
まとめ
改めて見てみるとどれも結構使えそうな気がしてきた。
他に使ってる人もいなさそうなので、敢えてこういうルアーを使うと良いことがあるかもしれない。
まだまだ控えルアーは沢山あるので、気が向いたら追記していこうと思う。
