外出自粛が推奨される昨今、ロッドのメンテナンスでも・・・という事で今回はコルクグリップの目抜け補修をしてみた。
使用するのはコレ↓ボンドでおなじみ、コニシのウッドパテ。
水性ではあるものの比較的乾燥後は水に強く、色調も結構ロッドに合わせやすいのが特徴。
使い方はこんな感じ↓
今回はタイトルの通り少し塗りすぎて痛い目にあったが、その辺も含めて個人的な補修の手順をまとめておこうと思う。
用意するもの
この辺を用意すればいいと思う。
補修したいロッド
今回は↑のロッドを補修。
ボンドのウッドパテ
今回のメインアイテム。実はダイソーにもウッドパテはあるのだが、結構水に溶けやすいのでロッドの補修にはこっちがおススメ。
マスキングテープ
これはダイソーで購入。
ビニール手袋
これもダイソーで購入。
サンドペーパー
#60,#120,#240,#360,#600,#1000くらいがあるとよい。ちなみにダイソーでも入手可能。
アルコール
最初にロッドを綺麗にするのと、最後にウッドパテの粉を落とすのに使用。
キッチンペーパー
ロッドを拭くのに使用
補修手順
コルクの汚れを取る
まずはコルク表面の汚れを取る。今回のロッドは割と綺麗だったので、アルコールで表面を拭くだけにしておいた。
マスキングテープでマスキング
まずは不要な所にウッドパテが付かないようにマスキングを行う。
ウッドパテを塗る
目抜けによる窪みを埋めるようにウッドパテを塗っていく。
塗った後は穴に押し込んで、表面をヘラでならす、というような手順になるのだが、手でやった方がやりやすい。そこで、ビニール手袋を付けてやると手が汚れなくて済む。
穴を埋めて余った分は周辺に薄く伸ばしていく。最終的に余った分は削るので少々厚めに塗ってもOK。
ただ、今回はちょっと調子に乗って盛りすぎてしまった模様。コレが後にちょっとめんどくさい事になる。
乾燥させる
塗り終わったら24時間ほど乾燥させる。
一応↓の写真の⑤の所に「乾燥後、充てんした部分を削ったり、切る場合や、釘・木ネジを使用する場合、および塗装は24時間以上おいてから行ってください。」とあるのでね。
まあ天気が良かったり気温が高ければもっと早くてもいいかとは思う。
ヤスリで余分なパテを削る
乾燥するとこんな感じになるので、余分なパテをひたすら削っていく。
ここで塗りすぎの影響が。
ウッドパテはかなり固いので、厚めに塗ってしまうとかなり削るのに苦労する。
なので今回は60番→120番→240番とかなり粗い番手から地道に削る事に。
そこから#360→#600→#1000までを使って削っていくと・・・ようやくこんな感じに↓
最後に粉を落として、アルコールで拭きあげれば・・・完成!
#1000で仕上げをした事でかなり表面が滑らかになった。
まとめ
ボンドのウッドパテは結構丈夫なので、塗りすぎると削るのが大変だが、その分耐久性は結構あると思うので、補修材としてはおススメである。色合いも明るすぎずロッドに馴染む感じ。(色はラワンを使用)
価格も400円くらいとお手頃なのがいいよね。
ちなみにもっと容量の多い120ml入りもある。
長いストレートグリップを補修したりする場合はこっちのほうがいいかな。