浮くバズベイト、とも言える大きい樹脂製のペラの付いたフローティングプロップベイトの有名どころと言えば、
・リバーツーシーのホッパープロッパー
・デックスのチョッポ
あたりかな、と思う。
基本的にはそれらと同じジャンルに分類されるであろうラグゼの新製品、アベンジ プロップ80だが、良く見ると従来のプロップベイトとは異なるギミックが搭載されていてなかなか良さげな感じ。
どうもアメリカで販売されていた物の日本での販売許可を取り、更に日本向けにチューンを施した物のようである。
釣りフェスティバルで触ってみて気になったので、少し紹介しておこうと思う。
基本スペック
長さ:80mm
重さ:18g
タイプ:フローティング
フックサイズ:前#3 後#4
定価:1500円
やはりがまかつのブランドであるラグゼのルアーだけあってフックには拘りが。
トーナメントグレードワイヤー、マジックアイ、マイクロバーブにナノスムースコートと、丈夫で刺さりやすいフックが搭載されている。
ちなみにラグゼのホームページ(2020/1/21時点)で、プロダクトのツールバーの内訳を見ると、
・RODS
・HOOKS
・GEARS
の3カテゴリがあり、ルアーやエギなどはHOOKSに分類されている。
まあ確かにフック付いてるけど・・・と思うが、がまかつらしい内訳でちょっと微笑ましい。
カタログ
釣りフェスティバルで貰ってきたカタログを見ると、1ページ丸々使って紹介されている。
という事は結構イチオシのルアーなのではないかと思う。
サイズ感
重量は18gでチョッポ90と比較すると少し重いが、ボリューム感としては結構近い感じだと思う。
開閉する2枚プロップ
コレが一番の特徴。
キャスト時には閉じて、リトリーブ時は開く構造になっており、飛距離を稼ぐ事ができる。
2枚羽根があることで1枚のものよりも倍のピッチで回転させる事ができるので、スローに巻いてもしっかり回る、速く巻いた場合にはよりアピールできる、といった効果が期待できる。
羽根の素材はカチカチのABS樹脂でなく、ある程度曲がっても大丈夫そうな柔らかい素材の為、耐久性も良さそう。
また、手で回した感じ回転はスムーズで、リトリーブ時にもよく回りそうな印象だった。
重心について
羽根とボディの間にワッシャーを追加する事で、ややお尻下がりになるようにチューンしてある模様。
ステイ時に羽根が水中に浸かる事で立ち上がりが良くなる効果と、ロッドアクションで動かす時のアクションの向上を狙っているとの事。
飛距離についても後方重心の方が有利。
まとめ
とりあえず使ってみたいルアーの1つ。
手持ちのチョッポと比較してみたい。
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