浮くバズベイト?
ルアー後方のペラが回転し、水をかき回しながら泳いでくる。
ペラの形状からか、音的には「ジャバババ」って感じではなく、「チョポポポポポ」といった感じ。だからチョッポ、っていうのかな?
止めたらその場で浮いて止まるので、ボイル撃ちなんかで食わせの間を作れるからいいかもしれない。
移動距離を抑えたペンシルベイト的にアクションさせる事も可能。(但しペラの抵抗のせいで首は振らない)
外観など
長さ:90mm
フックを含まない長さで丁度90mmくらい。
重量:14g
実測で14.4g。ほほカタログスペック通り。
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
サイズ感
近いサイズのルアー(1/2ozクラスのトップウォータープラグ)と並べると↓の感じ。
上から順にジャイアントドッグX、チョッポ90、バズジェットJr。
ボディ幅があって全長が短いので、バズジェットに近いサイズ感だと思う。
フックサイズ:#6
浮き姿勢
重心が後方にあり、ほぼ垂直に浮く。巻くと水平になる。
ラトル
ラトルあり。というかウエイトがカタカタいってるのかな?
振ってみると↓のような音がする。但し、実際に泳がせるとボディ自体はあまり振動しない&ペラの音の方が大きいのであまり意味は無いような気がする。
スイム動画
ゆっくり巻いた場合↓
流れのある川で撮影したので、背景はあまり流れてないように見えると思う。テールのレスポンスは良く、ゆっくり巻いても良く回転する。
早めに巻いた場合↓
音的に、「シャバババババ」って感じではなく、「ポポポポポポポッ」って感じの音がする。テールがスムーズに動くお陰でボディが一緒に回転したりはせず、早巻きでも安定して泳いでくれる。なので広範囲をテンポ良く探る事ができる。
飛距離
重心が後方にあるおかげで、思ったより良く飛ぶ。12lbライン、Mアクションのベイトロッドとの組み合わせで35mくらいの印象。
まとめ
バズベイトと違ってゆっくり巻いても沈まないのがメリットだと思う。川の流れに乗せてゆっくり引いて来たりすると良さそうな感じである。
一方で高速巻きにも対応しているのでバズベイトと同じように広範囲をスピーディーに探れるので、シャローエリアのパイロットルアーにピッタリだと思う。
但し、スナッグレス性能はほぼゼロなので、ウィードが水面下に生えてるようなエリアではバズベイトに軍配が上がる。
あと、これはどっちが良いと一概に言えないが、音の質がバズベイトとはだいぶ違う。
ケースバイケースでチョッポの音が効果的、というシチュエーションもあると思うので、まずは色んな所で投げてみるのがいいと思う。